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シュート感想文 The Vanishing / Keepers(2020)

The Vanishing / Keepers (邦題:バニシング)【2020年日本公開】

ジャンル:サスペンス・スリラー

最近のジェラルド・バトラー映画っぽくなさそうな映画だったので観ました。(もちろん大統領守るバトラーも良い)同じく出演のピーター・マラン(ミュラン)ってハリポタのヤックスリーの方!なんか既視感のある悪役っぽい人だなと思って観てました笑

 

スコットランド沖、フラナン諸島のアイリーン・モア島で1900年に3人の灯台守が忽然と姿を消した実話に着想を得た物語。(なのでフィクションです)

金塊と殺人。

良心を捨てた人間の強欲が招いた悲しい結末。

すべてにしっかり伏線が張られてて、シンプルな展開です。

 

ただ説明がないと分かりづらいところがあるのも事実…。ジェームズが発狂したのは水銀中毒も原因の一つだし、もう一つの原因である、彼が殺した厨房係(島の食料補充に来た従業員、もしくは金塊を運んでた一味の仲間)が“チャーリー”を彷彿とさせることに罪悪感が募るシーンがあるのですが、“チャーリー”の名前が初めて出るので、「誰?」ってなった人も多いはず…作中名前は出ませんでしたが、ジェームズには息子がいたのでその子の名前だと思われます。

 

個人的には字幕のミスリードで低評価になっている感がある作品。

 

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